寝室は南向きが良い?「日当たり」を優先した間取りが、地震の揺れを増幅させる構造的な弱点になる話。
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マイホームを建てる時、あるいは部屋を借りる時、多くの方が「日当たり」を重視します。 「寝室は南向きで、大きな窓があって、朝日が差し込む部屋がいい」 それはとても健康的で、素晴らしい選択です。
しかし、建築構造の視点から見ると、「南側に大きな窓がある」ということは、同時に「南側の壁が少ない」ことを意味します。
木造住宅が地震に耐えるためには、「耐力壁(筋交いや合板が入った強い壁)」が必要です。 窓ガラスには、屋根を支える力も、横揺れに耐える力もありません。 つまり、大きな窓が並んでいる南面は、構造的に「スカスカ」の状態なのです。
一方で、北側にはトイレやお風呂、収納などが集まり、壁が多くなる傾向があります。 この「南は弱く、北は強い」というバランスの悪さが、巨大地震の際に悲劇を生みます。
家は「ねじれて」倒れる
地震の揺れが襲った時、硬い北側の壁は踏ん張りますが、弱い南側の壁(窓)は大きく歪みます。 すると、家全体がバランスを崩し、南側に向かってねじれるように倒壊してしまうのです。
これを「偏心(へんしん)」と言います。 過去の震災でも、1階の南向きのリビングや寝室が真っ先に押し潰され、2階が落ちてくるケースが数多く見られました。
あなたが「気持ちいい」と感じているその大きな窓は、いざという時、天井を支えきれずに牙を剥く可能性があります。
窓を塞がずに、壁を作る
では、どうすればいいのでしょうか。 安全のために窓をなくして壁にするリフォームをすれば、部屋は暗く、風通しも悪くなってしまいます。 これでは生活の質が下がってしまいます。
そこで、日心製作の「TETUNOMA(鉄の間)」の出番です。
このベッドフレームを寝室に置くことは、構造的に弱い部屋の中に、最強の「独立した柱」を立てるのと同じ効果があります。
TETUNOMAは、窓からの光を遮りません。 フレームの間から風も通ります。 しかし、その強度は耐力壁以上です。
もし南側の窓枠が歪み、家がねじれて天井が落ちてきても。 部屋の中に設置されたこの鉄のフレームが、つっかえ棒のように機能し、生存空間を確保します。
太陽も、安全も、諦めない
「明るい部屋で暮らしたい」 「でも、地震で潰れるのは嫌だ」
この矛盾する願いを解決できるのは、家具による補強だけです。 家の構造に依存せず、部屋の中にシェルターを作る。
日当たりの良い1階の特等席を、最も安全な場所へ。 窓辺で安心して眠るための、鉄の処方箋。 その開放的なデザインと強度の両立は、こちらからご覧いただけます。
