地震後の火災に備える|寝室の備えと揺れが収まった後の避難
Share
大きな地震で本当に怖いのは、強い揺れだけではありません。
火災・煙への備えは、倒壊対策と別に用意する
耐震シェルターベッドを、火や煙の中で待ち続ける設備として考えないでください。住宅用火災警報器や避難経路など、火災への備えも必要です。揺れが収まった後は周囲の危険を確認し、火災や行政の避難情報に応じて行動します。製品があることだけを理由に、その場へ留まる判断はしません。

建物の倒壊、家具の転倒、ガラスの飛散。そして、その後に発生する可能性があるのが地震火災です。
特に住宅が密集した地域では、同時に複数の火災が発生すると、消火活動が追いつかず延焼が広がることがあります。
だからこそ、地震への備えでは、「揺れからどう身を守るか」だけでなく、「揺れが収まったあと、自分で行動できる状態でいられるか」という視点も大切です。
倒壊から助かっても、動けなければ避難できない
たとえば、大きな地震によって家屋が損壊したとします。意識はある。大きな怪我もしていない。でも、柱や梁、家具などに身体の一部を挟まれて動けない。
そんな状態で近くから火災が発生したら、自分の意思だけでは避難できません。家族が近くにいれば助けようとするでしょう。
しかし、大きな柱や瓦礫を人の力だけで動かせるとは限りません。地震後に自分で避難するためには、まず身体が大きな落下物や倒壊物に直接押し潰されないこと。
そして、自分で動ける可能性を残しておくこと。これが非常に重要です。
地震の瞬間に備える、寝床の強い空間
TETUNOMA(鉄の間)は、強固な鉄のフレームの内部に布団やマットレスを敷き、普段からその中で眠る耐震シェルターベッドです。いつもの寝床に、命を守るための強い空間をつくります。
一級建築士でもある建築学教授2名の立会いのもと、専用の大型油圧試験機で耐荷重試験を行い、最大131.7トンを記録しました。実験で確かめた構造の強さを、毎日使う寝床へ届けます。
強固な鉄骨フレームによって、人が眠っている空間をできる限り残すことです。
空間が残れば、その次の行動につながる
人がいる空間を残すことは、その後の行動につながる大切な備えです。自分で身体を動かす。周囲の状況を確認する。
出口を探す。家族に声をかける。携帯電話で救助を求める。笛を鳴らす。周囲を叩いて自分の居場所を知らせる。
そして、脱出できる状況であれば避難する。そうした「次の行動」につながる可能性を残すことができます。
揺れが収まったら、火や煙から安全な場所へ
揺れが収まったら、火災や煙、住宅と周囲の様子を確かめ、安全な場所へ避難します。ライトや履物、出口までの通路も、日頃から整えておきましょう。

眠る場所に強さを備え、その後の行動へつなげる。寝床と避難経路の両方を準備することが、寝室の防災につながります。
寝ている時間だからこそ、備えておきたい
昼間であれば、大きな揺れが起きたときに周囲を見て行動できるかもしれません。しかし、深夜に眠っているときは違います。
突然の揺れで目を覚まし、暗闇の中ですぐに安全な行動を取ることは簡単ではありません。TETUNOMAは、地震が起きてから安全な場所へ移動するのではなく、普段から強固な鉄骨フレームの中で眠るという考え方の耐震シェルターベッドです。
眠っている最中に大きな地震が起きた場合でも、人がいる場所そのものに備えを持たせておく。
そこに大きな意味があります。
生き残った「その先」まで考える
地震への備えというと、「倒壊から助かること」だけを考えてしまいがちです。しかし、本当に考えなければならないのはその先です。
倒壊。火災。停電。余震。避難。救助。大きな地震のあとには、さまざまな危険が続く可能性があります。だからこそ、まず身体を守り、その後に自分で動ける可能性を残しておく。
TETUNOMA(鉄の間)がつくろうとしているのは、単なる頑丈なベッドではありません。万が一家屋が大きく損壊したときにも、「生きて、その次の行動につなげるための空間」です。
毎日眠る場所に備えを加える家具

寝床に倒壊物への備えを加える強く、美しい"空間"を。
耐震シェルターベッド『TETUNOMA(鉄の間)』
私たちは、寝床に備えを加える家具を作っています。
日心製作株式会社
あわせて読みたい記事
TETUNOMA(鉄の間)のある暮らしを見る
いつもの寝具で眠り、寝る前は本を読んでくつろぐ。写真と実物映像を見ながら、あなたの寝室に迎えた姿を思い描いてみてください。
写真の出典
- David Pursehouse / Earthquake Survival Kit / CC BY 2.0
- Atsushi Tadokoro / Futon (9455233917).jpg / CC BY 2.0
