収納ベッドから買い替えると荷物はどこへ?寝室の収納と防災を考える

収納ベッドから買い替えると荷物はどこへ?寝室の収納と防災を考える

日本の住宅では、寝室の広さに限りがあります。

荷物の行き先を分けて、寝室をすっきり使う

収納ベッドから買い替えるときは、今ある荷物を衣類、寝具、日用品、備蓄品に分けてみましょう。よく使う物は手に取りやすい場所へ、重い物は低い場所へ。寝床と通り道を広く取ると、寝室での動きが心地よくなります。

TETUNOMA(鉄の間)を迎える場合も、下段は好きな寝具で眠る空間に。軽い衣類やブランケットは上段を活用するなど、暮らしに合う収納の分け方を考えられます。

まず考えたいのは「寝室に何を置くか」

地震への備えという意味では、寝室に大きな収納家具を増やしすぎないことが大切です。背の高いタンスや本棚、大きなチェストなどの配置を見直します。

窓のある畳の部屋に、布団が畳んで置かれた和室
布団を使う和室の例。寝床から窓や家具、出入口までの位置関係を、いつもの部屋で思い浮かべてみてください。

こうした家具は、地震によって転倒・移動すると、眠っている人を傷つけたり、出入口を塞いだりする可能性があります。

だから、収納ベッドをやめたから、その代わりに大きなタンスを寝室へ置く。これでは、防災という意味では逆効果になることもあります。

大切なのは、寝室全体の収納方法を一度見直してみること。

フレームの中には、心地よく眠る場所を

TETUNOMA(鉄の間)は、強固な鉄のフレームの内部に布団やマットレスを敷き、普段からその中で眠る耐震シェルターベッドです。いつもの寝床に、命を守るための強い空間をつくります。

TETUNOMA(鉄の間)の製品写真
黒いTETUNOMA(鉄の間)のフレームに、すのこを置いた使用例。好みの布団やマットレスと合わせて寝床を整えられます。

寝具を整え、出入りする場所にはゆとりを。収納を部屋の低い場所や別の収納へ分散すると、寝床も通り道もすっきり使えます。

実は「上段」を収納に使える

一方で、TETUNOMAには普通のベッドにはないスペースがあります。それが、鉄骨フレームの上段部分です。

TETUNOMAの高さは130cm。上段は大人が立った状態で、胸から肩くらいの高さに位置します。そのため、衣服や軽い収納用品などを置くスペースとして活用できます。たとえば、軽い衣類。タオル。ブランケット。軽量の収納ボックス。

普段使う小物。などです。収納ベッドのように「床下へ全部しまう」のではなく、ベッドそのものの上部空間を活用する。

という考え方です。

上段は、軽い衣類やブランケットの定位置に

上段を使うときは、軽い衣類やタオル、ブランケットを中心に、出入り口や通路を広く保つ配置にします。水や重い備蓄品は、部屋の低い場所へ分けて置きましょう。

何をどこへ置けば毎日取り出しやすいか。収納の量とともに、寝室での動きを考えることで、暮らしに合う使い方が見えてきます。

TETUNOMA(鉄の間)を寝室で使うイメージ
鉄のフレームの中に、好みの布団やマットレスを。いつもの寝室に備えを加える家具です。

収納を「寝室だけ」で完結させなくてもいい

収納ベッドを使っていると、どうしても、「今ある荷物を全部、次のベッドにも収納しなければ」と考えてしまいます。

でも、一度中身を見直してみると、必ずしも寝室に置いておく必要のない物もあります。オフシーズンの衣類。年に数回しか使わない物。

思い出の品。ストック用品。こうした物は、クローゼット。納戸。別室の収納。などへ分散することもできます。

そして寝室には、毎日必要な物と、非常時に必要な物だけを残す。そう考えると、意外と寝室はすっきりします。

防災用品こそ「手の届く場所」に

逆に、寝室の近くに残しておきたい物もあります。懐中電灯。厚手の靴下や履物。笛。モバイルバッテリー。飲料水。

防寒用品。こうした物は、地震が起きたあとに別の部屋まで取りに行く必要がない場所に置いておくと安心です。

収納量を増やすだけではなく、「何を、どこへ収納するか」まで考える。これだけでも、寝室の収納は立派な防災対策になります。

収納ベッドにはない「強さ」を寝室に置く

TETUNOMAは、収納量を最大化するためにつくられたベッドではありません。最も大切にしているのは、万一家屋が大きく損壊したときにも、人が眠っている空間をできる限り残すこと。

そのために、一般的な家具用スチールではなく、建築物にも使用されるグレードの構造鋼材を採用しています。さらに、特許出願済みの独自構造によって強度を高め、一級建築士でもある建築学教授2名の立会いのもと、専用の大型油圧試験機で耐荷重試験を行いました。センサーやモニター、映像で荷重と変形を確かめ、最大131.7トンを記録しました。

設計や計算で終わらせず、実際の試験で強さを確かめる。眠っている人の周囲に、命を守るための空間を残したい。その想いを、鉄の構造に込めています。

普段の収納力だけを比べれば、引き出し式の収納ベッドの方が便利な部分もあると思います。でもTETUNOMAが提供するのは、「物をたくさんしまえる場所」ではなく、「人が眠る空間を守るための構造」です。ここが、一般的な収納ベッドとの大きな違いです。

「収納を増やす」から「家具を減らす」という発想へ

寝室が狭いから、収納を増やす。これは自然な考え方です。でも防災という視点を加えるなら、収納家具そのものを減らすという発想もあります。本当に寝室に必要な物だけを残す。背の高い家具を減らす。クローゼットを活用する。上段には軽い物だけを収納する。

寝床の周囲をすっきりさせる。そうすれば、暮らしやすさと寝室の安全性を両立しやすくなります。

収納も大切。でも、寝室の一番の役割は「眠ること」

限られた住宅スペースだからこそ、収納は大切です。だから、「防災のために収納を全部諦めてください」という話ではありません。

収納方法を少し変える。置く物を選ぶ。上段を活用する。家具そのものを減らす。そんな工夫をしながら、毎日眠る場所そのものには、しっかりとした備えを持たせる。

TETUNOMA(鉄の間)は、収納だけを優先する寝室から、「暮らしやすさ」と「もしもの備え」の両方を考えた寝室へ変えていくための耐震シェルターベッドです。

TETUNOMA(鉄の間)の製品写真


毎日眠る場所に備えを加える家具

寝床に倒壊物への備えを加える強く、美しい"空間"を。
耐震シェルターベッド『TETUNOMA(鉄の間)』

私たちは、寝床に備えを加える家具を作っています。

日心製作株式会社

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TETUNOMA(鉄の間)のある暮らしを見る

いつもの寝具で眠り、寝る前は本を読んでくつろぐ。写真と実物映像を見ながら、あなたの寝室に迎えた姿を思い描いてみてください。

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写真の出典
  1. Atsushi Tadokoro / Futon (9455233917).jpg / CC BY 2.0
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