防災グッズをそろえた後に|家具・住まい・寝室で確認する地震対策
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防災リュックや水、携帯トイレを用意したら、次に寝室の配置と住まいの状態も確かめてみませんか。防災用品は、避難やライフラインが止まった後の暮らしを支えます。家具の固定や住宅の耐震化は、それとは違う場面への備えです。
持ち出す物と、自宅で使う物を分ける
同じ防災用品でも、外へ持ち出す物と、自宅で生活を続けるための備蓄は、使う場面が違います。重い水や食料をすべて一つのリュックへ入れるより、持って歩ける量と家に置く物を分けて考えます。

家族の人数、食べられる物、常備薬、トイレや衛生用品など、普段の暮らしに必要な物から確認しましょう。
用品を置く場所も、使える備えの一部
ライトを持っていても、暗い部屋で探し回る必要があるなら置き場所を見直せます。寝床から手が届き、落ちにくい場所を決めてください。眼鏡、携帯電話、履物なども、寝る位置から取り出せるかを確かめます。
備蓄を高い棚の上へ集中させたり、出入口や通路を荷物でふさいだりしないことも大切です。
寝床の周りは、固定より先に配置を見る
枕の位置から、本棚、タンス、テレビ、窓、頭上の棚を見てみましょう。本体が倒れる向きだけでなく、収納物やガラスが寝床へ来ないかを考えます。背の高い家具を別の部屋へ移す、重い物を下段へ置く、通路の物を片づけるなど、器具を買う前に変えられる点もあります。

固定する場合は、家具の形と重さ、壁や天井の下地に合う方法を選びます。ネジを使えない賃貸住宅では、契約上の条件を管理会社へ相談し、器具の説明書と取り付け先を一緒に確認してください。
家具の対策と、住宅そのものの確認を分ける
家具を固定しても、建物自体の耐震性が高まるわけではありません。建築時期、図面、増改築や補修、過去の耐震診断の記録を集めます。雨漏りや床の沈み、建具の変化などが気になる場合も、住宅の点検や耐震診断について相談する材料になります。
改修の見積もりを取ったら、どの性能を目指し、何を補強する計画なのかを説明してもらいます。予算を超えた場合は、必要な工事を自己判断で削る前に、工事範囲や進め方を専門家へ相談してください。
普段の寝床に備えを加える方法もある
日心製作のTETUNOMA(鉄の間)は、鉄のフレームで囲んだ内部に布団やマットレスを置き、毎日使う耐震シェルターベッドです。住宅を補強する工事とは別に、眠る場所へ倒壊物への備えを加える考え方の製品です。

検討するときは、本体の価格や見た目だけでなく、床の状態、設置する階、搬入経路、壁や家具との余白、日々の出入りを確認します。いつもの寝具を使ったときの高さや、部屋を歩く広さも大切です。
まずは今の寝室でできることを進めながら、どんな暮らしと備えを望むか、ご家族と話してみてください。


参考資料
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いつもの寝具で眠り、寝る前は本を読んでくつろぐ。写真と実物映像を見ながら、あなたの寝室に迎えた姿を思い描いてみてください。
写真の出典
- David Pursehouse / Earthquake Survival Kit / CC BY 2.0