夜中に地震が来たら、眠っている自分を守れますか?|64歳夫婦が見直した寝室の備え

夜中に地震が来たら、眠っている自分を守れますか?|64歳夫婦が見直した寝室の備え

毎晩眠る場所から、備えを考える

水も食料も用意した。持ち出す袋も、家にある。それでも寝室の明かりを消すと、「今、大きく揺れたらどうなるだろう」と考えてしまう。昼間は気にならなかったことが、眠る前には急に近く感じられる夜があります。

妻と2人で暮らす64歳の男性も、そんな夜を過ごしていました。買い物や散歩に出かけ、夕食のあとにはテレビを見て笑う。いつも通りの毎日の中で、寝る前だけ、天井を見上げてしまうのです。

「眠っていたら、間に合うのだろうか。」

その心配を妻に話したことが、毎晩眠る場所を見直すきっかけになりました。

備えているのに、寝る前が気になる

ある夜、男性は布団に入ってから、もう一度起き上がりました。枕元のライトを確かめ、窓の向こうを見て、また戻る。隣で本を読んでいた妻が、「何か、忘れ物?」と声をかけました。

うまく答えられませんでした。忘れ物があるのではなく、心配がある。何をすれば落ち着けるのかが、分からなかったのです。備蓄はそろえているのに、調べれば調べるほど、次の心配が見つかる気がしていました。

妻は本を閉じて言いました。

「心配していることを、もう少し具体的に話してみて。」

男性は枕の上を指さしました。「寝ている間に何かが落ちてきたら、動けないかもしれない。そのあと、外へ出られるのかも、ちゃんと分かっていないんだ」。言葉にすると、漠然としていた心配の形が少し見えてきました。

いちばん確かめていなかったのは、毎晩、自分が眠る場所。 備蓄の数は何度も数えていたのに、枕の位置から寝室を見たことは、ほとんどありませんでした。

枕の位置から見ると、違う景色だった

翌日、2人は寝室に入りました。男性がいつもの場所に寝てみると、視線の先にあったのは壁の飾りと、棚の上の箱でした。立って部屋を見ていたときとは、違う景色です。

「これ、ここでなくてもいいよね」。妻が見た箱には、昔の旅行の写真が入っていました。大切な物だから、高い所に置いていた。それが、眠る位置から見ると気になる物になっていたのです。

男性は箱を下ろしました。思い出を捨てるのではなく、置き場所を変える。 それなら、すぐにできました。

次に、家具が倒れたときの向きを考えました。寝ている場所へ向かってこないか。出入り口をふさがないか。家具の数や配置、固定の方法も、2人で見直しました。固定は見た目だけで判断せず、家具と壁に合う方法を調べ、分からないところは詳しい人に相談することにしました。

洗濯かごの置き場所と、手の届くライト

妻がベッドから出入り口まで歩くと、夜だけ置いていた洗濯かごが、足元を狭くしていました。昼間には気にしていなかった物も、寝る前の暮らしに重ねて見ると、見え方が変わります。

「ここに置くの、やめようか。」

枕元のライトも、「置いてある」だけで終わらせず、横になったまま手が届くかを確かめました。眼鏡の場所、足元に置く履物。2人で置き場所を決めていきました。

大きく揺れている間は、まず身を守る。揺れが収まったあとの避難先や、火災などの危険がある場合の行動も、家の外へ出る道と一緒に確かめました。寝室を片づけたところで、考えることを終わらせないためです。

2人が書き留めた、小さな備え

  • 枕の位置から、落ちてきそうな物を見直す。
  • 家具の配置と固定、出入り口までの通り道を考える。
  • ライト・眼鏡・履物の置き場所を決める。
  • 分からないことと、相談することをメモする。
  • 揺れが収まったあとの行動を話しておく。

調べることを増やすだけでなく、確かめたことを書き留める。片づけた物、相談すること、妻と決めた置き場所。心配を何となく抱えていたときよりも、次にすることが分かるようになりました。

メモを見た妻は、「少しずつなら、続けられそうだね」と言いました。

眠る場所そのものに、備えを持つ

それでも、男性には気になることが残りました。眠っている間は、自分で気づいてすぐに動くことを、当てにしすぎない方がいいのではないか。 そこで、2人は寝る場所そのものに備える方法を探しました。

そこで知ったのが、耐震シェルターベッドTETUNOMA(鉄の間)です。部屋に置かれたベッドの写真には、いつもの暮らしがありました。妻は画面を近くに寄せ、「これなら、寝室の雰囲気も、大きく変わらなさそうね」と言いました。

木の床と木目の壁の寝室に置いた黒いTETUNOMA(鉄の間)。女性がベッドに座っている使用イメージ
黒のフレームを、木の床や家具と合わせた寝室のイメージ。

2人は黒とオフホワイトの写真を見比べ、実際に人が座ったり、ベッドへ出入りしたりする映像も見ました。毎日使う家具だから、強さとともに、暮らしの中での姿も知りたかったのです。

明るい洋室のオフホワイトのTETUNOMA(鉄の間)で女性が読書している使用イメージ
オフホワイトを合わせた、明るくやわらかな寝室のイメージ。

私たちがつくるTETUNOMA(鉄の間)は、毎日使うベッドの周りに強固な鉄の構造を備え、万一の建物倒壊時に身体を守る空間を確保することを目指した製品です。耐荷重試験では、最大131.7トンを記録しました。

TETUNOMA(鉄の間)の耐荷重試験の様子。

また、静岡県が推進するTOUKAI-0+の補助対象製品として認定を受けています。三重県の伊勢市などでも、補助対象製品として認定されています。2人にとっては、製品の強さに加え、こうした認定も検討する際の材料になりました。

今の寝室から、その先の暮らしへ

組み立てる映像を見ると、部屋の中へ迎える姿も具体的になりました。妻は、寝室の色に合う方を考えていました。男性が気になったのは、分解して移設できることです。

部品を室内で組み立てる、TETUNOMA(鉄の間)の組立映像。

これから寝室を替えることがあっても、備えを一緒に持っていける。子どもや孫へ譲るという選択もできる。今の心配とともに、その先の暮らしまで考えられることが、男性にはうれしく感じられました。

毎晩眠る場所に、備えを持つ。 それは、逃げる速さだけに頼らずに考えられる、2人の選択肢になりました。火災や津波などの危険がある場合は、安全な場所への避難が必要です。その行動も含めて、これからの備えを考えていきます。

黒いTETUNOMA(鉄の間)の中で、年配の男性が布団に横になっている使用イメージ
毎晩使う寝床に、備えを取り入れるという選択。

怖さを、確かめられることに変えてみる

その夜、妻はいつもの本を開きました。男性は、枕元のライトを確かめました。以前と同じ小さな動作でも、今は、どこを見直し、何を決めたのかを妻と話せます。

怖さを無理に消す必要はない。気になっていることを、確かめられることに変えてみる。寝る場所を見る。通り道を見る。一緒に暮らす人と、置き場所を決める。できる備えを、一つずつ増やす。

夜中に地震が来たら、どうしよう。
その不安があるなら、今夜、いつもの枕の位置から寝室を見てみませんか。

64歳夫婦の物語を、映像でも

眠る前の心配を、夫婦で話し、寝室の備えへ変えていく物語です。TETUNOMA(鉄の間)の実物写真や、出入り・組立・耐荷重試験の映像もご覧いただけます。

夜中に地震が来たら、眠っている自分を守れますか?|64歳夫婦が見直した寝室の備え

いつもの寝室に、これからの備えを。
あなたと大切な人の暮らしに、迎えた姿を思い描いてみてください。

TETUNOMA(鉄の間)のある暮らしを見る
TETUNOMA(鉄の間)のある暮らしを見る

※この物語の登場人物・年齢・出来事はフィクションで、実在のお客様の体験談ではありません。現実の暮らしや備えにできる限り近づけて構成しています。TETUNOMA(鉄の間)の製品説明・試験数値・認定情報は、実際の製品情報に基づいています。掲載写真の人物は使用イメージです。

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