耐震シェルター|どう選ぶ?を伝えるブログ見出し画像

耐震シェルターの種類を比較|部屋型・ベッド型の違いと選ぶ前の確認点

毎晩眠る場所に備えるならベッド型、日中の居場所も含めて考えるなら部屋型。耐震シェルターは、家族の誰が、いつ、どこで使うかを決めると、選ぶ型が見えてきます。

普段からその場所で過ごすのか、揺れを感じてから移動するのか。ここでは、使う場面から部屋型・ベッド型・机型の違いを比べ、ご自宅へ迎える大きさと工事、費用を具体的に見ていきます。

この記事では種類ごとの役割を整理し、工事や費用、毎日の使い方を比べるための確認表をご紹介します。呼び方や構造は製品ごとに違うため、同じ「ベッド型」「部屋型」でも仕様を一つずつ確認してください。

耐震改修と耐震シェルターは、備える範囲が違う

耐震改修は、壁や接合部、基礎などを見直して建物自体の耐震性を高める方法です。耐震シェルターは、住宅内の一部に強い構造を設け、人がいる空間を残すことを目指します。

シェルターの中を整えたことだけで、家全体の倒壊や、火災・津波などへの対策まで終わるわけではありません。住宅の状態と家族の過ごし方に合わせて、改修、家具対策、避難の準備を組み合わせて考えます。

部屋型・ベッド型・家具型を、使う場面で比較する

耐震シェルターを使う場面で比較
形の例 主に検討する使い方 確認したいこと
部屋型 寝室・居間などの一定の空間で過ごす 室内の有効寸法、工事と床の条件、普段の生活への影響。
ベッド型 日常の寝床と、就寝中の備えを組み合わせる 内部で眠る方式か、別の使い方か。出入り、寝具、設置の余白。
机などの家具型 日中によく使う家具と備えを組み合わせる 使う人の姿勢と空間、用途、どの場面への備えとして設計されているか。

部屋型には、室内へ新たな枠組みを組み立てる方式などがあります。既存の部屋をそのまま使えるか、床や内装の工事が必要かは製品・施工条件によって違います。「部屋型なら一律に大工事」「ベッド型なら何も確認せず置ける」とは決まりません。

揺れてから移動するか、普段からその中で過ごすか

同じ家でも、食事をする場所、昼間に座る場所、夜に眠る場所は違います。日中よく過ごす部屋を備えたいのか、眠っている時間を考えたいのかを家族で話し合います。

非常時に入る設備として検討するなら、そこまでの距離や出入りを確認します。普段から中で過ごす方式なら、毎日使い続けられる寸法、姿勢、明るさや風通しも大切です。揺れの最中に思いどおり移動できることを前提にしない備え方を考えてください。

実験で確かめた、構造の強さを見る

耐震シェルターを選ぶ際は、フレームの構造と、実際に行った試験の内容を見てみましょう。荷重をかける試験や住宅倒壊を再現した試験の映像は、製品のつくりを知る手掛かりになります。

TETUNOMA(鉄の間)の耐荷重試験の様子
耐荷重試験に使用した大型試験機と、立会いの様子。実際の試験で、構造の強さを確かめました。

TETUNOMA(鉄の間)の開発では、一級建築士でもある建築学教授2名の立会いのもと、専用の大型油圧試験機で耐荷重試験を行いました。センサーやモニター、映像で荷重と変形を確かめ、最大131.7トンを記録しました。

設計や計算で終わらせず、実際の試験で強さを確かめる。眠っている人の周囲に、命を守るための空間を残したい。その想いを、鉄の構造に込めています。

TETUNOMA(鉄の間)を寝室で使うイメージ
鉄のフレームの中に、好みの布団やマットレスを。いつもの寝室に備えを加える家具です。

本体が入るかに加え、置いた後の通路を測る

  • 設置場所と床:設置階、床の構成、沈みや傷みの有無。
  • 室内の余白:壁、柱、家具、ドア、窓との関係。
  • 搬入:玄関、廊下、曲がり角、共用部を通れるか。
  • 日常:寝具、椅子、杖など、いつもの動きを妨げないか。
  • 使う人数:誰がどこで過ごし、その空間に無理がないか。

製品本体の寸法だけを床へ描くのではなく、必要な余白と通路を含めた配置図を作ると、導入後の暮らしを想像しやすくなります。

費用は、本体から設置完了までの総額でそろえる

比較するのは、本体価格だけでなく、配送、搬入、組立、床や内装の工事、寝具など必要なものを含めた総額です。金額の比較表には、含まれるもの・含まれないものと、追加費用が生じる条件も書きます。

引っ越しや寝室の変更を予定している場合は、分解・再設置の可否と、そのときに必要な作業も確認しましょう。長く使う家具として考えると、毎日の使い心地も判断材料になります。

TETUNOMA(鉄の間)は、普段から中で眠るベッド型

私たちのTETUNOMA(鉄の間)は、鉄のフレーム内に布団やマットレスを敷き、普段からその中で眠る耐震シェルターベッドです。お気に入りの寝具と一緒に、毎日の寝床へ強い空間を迎えられます。

TETUNOMA(鉄の間)の製品写真
黒いTETUNOMA(鉄の間)のフレームに、すのこを置いた使用例。好みの布団やマットレスと合わせて寝床を整えられます。

シングルの外寸は幅112cm・長さ212cm・高さ130cm、本体は約180kgです。専用ラグを敷き、壁・柱・硬い家具から30cm以上、可能なら50cm以上の余白を確保します。

価格は68万円(税込)で、本体・専用ラグ・配送・組立設置を含みます。床の状態や設置階などは個別に確認します。

部屋型とベッド型のどちらが、すべての家庭に向くということではありません。家族がどこで時間を過ごすかを出発点に、いつもの暮らしへ迎えられる備えを考えてみてください。

参考資料

TETUNOMA(鉄の間)のある暮らしを見る

いつもの寝具で眠り、寝る前は本を読んでくつろぐ。写真と実物映像を見ながら、あなたの寝室に迎えた姿を思い描いてみてください。

TETUNOMA(鉄の間)のある暮らしを見る

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